ケミカルレギュレータの機能と特性
ケミカルレギュレータは、液剤等を運搬する際に、圧力や流量が不安定となった場合、運搬先となる二次側に安定して供給すうるために、運搬元となる一次側の圧力を制御するための装置です。
圧力と流量の調整のやり方によって、手動で行うマニュアル操作タイプと、空気圧によってコントロールするエア操作タイプがあります。
また、液剤を運搬するため、液体に接する部分には、耐食性を優れたフッ素樹脂を使用しています。
ガス透過性の強い液体、有機溶剤など、運搬が困難な液剤であっても、安全に、確実に運搬することができます。
また、運搬先からさらにその先に液剤を安定的に運搬したい場合は、オリフィスを設置することによって、液剤の流量制御範囲を拡大させることができます。